活動報告

議員研修会

【議員研修会報告】自治体経営の構造を変えるには?

こんにちは、杉崎(@sugizaki_web)です。

本日は、吾妻郡町村議会議員研修会に出席してきました。

「議員の研修会」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

難しい法律の話? それとも、ただ座って話を聞いているだけの退屈な時間でしょうか?

私たち議員にとって、研修会は「知識を得る」だけでなく、これからの町の舵取りをどうするか、その根本的な考え方を問い直す重要な機会なんです。

今日は「そもそも研修会とは?」という話と、今回の研修会で「本当にその通りだ!」と強く共感した、これからの自治体経営の話をシェアしたいと思います。

そもそも議員研修会とは?

議員の仕事は、議会で質問することだけではありません。社会情勢は日々変化しています。

法律の改正、人口減少の加速、デジタル化の波……。昨日の正解が、今日は通用しないことも多々あります。

そのため、外部から専門家の先生を招き、最新の知識や他地域の先進事例を学び、それを自分の町の政策にどう落とし込むかを考える。それが議員研修会です。

今回は、吾妻郡内の町村議会議員が一堂に会する合同研修会。近隣の議員と顔を合わせることで、「郡全体でどう課題に取り組むか」という広い視野を持つ場でもあります。

本日のテーマは自治体経営構造改革

今回の講師は、早稲田大学デモクラシー創造研究所の中村健先生。

演題は『時代は変わった!自治体経営の構造を変えよう!』でした。

行政なのに、「経営」という言葉が使われていて、この点が大きなポイントかなと思います。

資料の中で特に印象的だったのは、これからの自治体は静かな財政危機に直面するという指摘です。

ある日突然破綻するのではなく、人手不足や施設の老朽化で、じわじわとサービスが低下していく……。

だからこそ、これまでの「あれもこれもやる行政」から脱却し、選択と集中を行う必要がある。

何をして、何をしない(廃止・縮小する)のか。その優先順位付けを行う「経営判断」が、私たち議会にも求められているといった内容でした。

まぁ共感しかなかったですよ。

普段、Webマーケターとして企業の事業戦略に関わっていますが、今日の先生のお話は、自分の考えとリンクする部分があり、何度も頷いてしまいました。

ビジネスの世界では、限られた予算とリソースで最大の成果を出すために「やらないこと」を決めるのは当たり前です。

しかし、行政の世界では前例踏襲が良しとされ、「やめる決断」が先送りされがちだったりしますからね。

先生の資料にあった下記の言葉が、すべてを物語っています。

  • 「この地域を善くしたい」と思う人から動かなければ変化は起きない
  • 「誰かがやってくれる」と待っていても誰もやってくれない
  • スーパーマンが現れることを夢見てもスーパーマンは現れない

まさにその通りです。「誰か(偉い人やお上の人)がなんとかしてくれる」という考えでは、この先生きていきませんからね。

住民の皆さんはお客様ではなくパートナー

もう一つ、ハッとさせられたのが、住民の役割についての視点です。

行政サービスを受けるだけの「受益者(お客様)」から、地域の将来を共に考え、選択の結果を引き受ける「自治の主体(パートナー)」へ。

私たち議員の役割は、耳障りの良いことだけを言うのではなく、厳しい現実も含めて情報をオープンにし、「このままだと維持できないから、どう変えていくか一緒に考えましょう」と、皆さんに誠実に説明すること(=自治体経営における誠実さ)だと改めて感じましたね。

今日の研修は、単なる勉強会以上に、私自身の政治活動の方向性が間違っていないと再確認する場になりました。

2026年、長野原町でも「自治体経営の構造改革」元年となるよう、経営視点を持つ議員として、一般質問や委員会活動で具体的な提案を続けていきます。

「スーパーマン」を待つのではなく、私自身が、そして皆さんが、小さな一歩を踏み出すきっかけを作っていきたいですね。

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