こんにちは、杉崎(@sugizaki_web)です。
先日、SNSでとある地域の議員さんの呟きを目にしたんですけど、まぁ驚きましたね。
詳細は伏せますが、一言で言うと「新人議員が先輩議員に話を聞いてもらえるようになるのは、3期目(9年目)からだ」というもの。
これどう思います?
古いですよね、考え方が。地方政治の闇ですよ闇。
選挙に出るというのも相当な決断が必要で、さらに厳しい戦いを勝ち抜いて当選するのは至難の業なんですが、議員になってから「新人のくせに…」的なことを言われたら、もうなんなんだよってなりますよね。
確かに、議員になったばかりの人と、二期目以降の議員とでは、経験の差はあるでしょう。
でもそれを引き合いに出して「話ができると思うな」と言ってしまうのは、全く間違ってると思います。
だって、立場は同じじゃないですか。
住民の方からの信託を受けて、政治家という職に預かれてるわけです。
一期目であっても、数千・数万の市民の負託を受けて議席に座っているわけで「話を聞かない」ということは、その議員に投票した市民の声を無視しているのと同じです。
それに、一期目の議員の最大の武器とも言える視点だったり、感性が、地域を動かす起爆剤になったりする。
なのに期数というフィルターで排除するのは、地域にとって損失でしかないですよね。
ただ、こうした新人への圧力(?)は一地域に限った話じゃないんです。
内閣府の調査(令和2年度)でも、多くの新人・女性議員が先輩議員からの「指導を装った威圧」や「属性による軽視」といったハラスメントを受けている実態が報告されていますから。
幸い私が属する長野原町議会では、そんな通過儀礼はありませんが、たまったもんじゃないですね。自分だったら、そのような発言の自制を強いる空気感はなんとしてでも払拭します。
本来、議会は「誰が言ったか(期数)」ではなく「何を言ったか(論理と民意)」で議論する場所であるべきです。
市民へのアウトプットを後回しにする地方議会に、未来はないんじゃないかと思いますね。
全国のどこかで「一期目に何ができる」と牙を抜かれている仲間がいるかと思うと、戦っていかないといけないよなと改めて気合が入ります。
政治を停滞させている「内部の壁」を壊すのは、いつの時代も、空気を読まない人間の行動ですよ。全国の地方議員の皆さん、今日も頑張っていきましょう。







